小学生の急な体重増加には注意が必要

小学生の急な体重増加には注意が必要

 

 

 

 

 

 

小学生は成長期にあたるので、体重も増え身長も伸びます。

 

 

身長が伸びるのは喜ばしい事ですが、体重が急激に増えると

 

ちょっと心配になりますね。

 

 

 

 

小学生は1年間で2〜3kg体重が増えます。

 

夏休みなどの短期間に5kg以上の体重増加があったり、

 

1年間で5kg以上の体重増加がある場合は生活習慣や食べる量、

 

運動量を見なおす必要があります。

 

 

 

 

 

小学生の肥満の程度を表す指数としてローレル指数があります。

 

ローレル指数は体重(kg)÷身長(cm)の3乗×10,000,000の計算式で

 

表されます。

 

 

 

 

ローレル指数が130で標準的な体型とされプラスマイナス15程度に

 

収まっていれば標準とされます。

 

プラス30以上は太りすぎ、マイナス30以下は痩せすぎだと判断されます。

 

 

体重が気になったら計算してみてください。

 

 

 

 

太りすぎという判断になったら、小学生に合ったダイエットで体重を

 

落としましょう。明らかに運動量が少ないと思われる場合は、ウォーキングが

 

最適だと思います。

 

 

 

 

小学生のお子さんの習い事へいつも車で送り迎えしているなら、

 

歩いてみてはどうでしょうか。

 

親子で話をしながら歩くのはいいものだと思います。

 

欲しいものを探しまわる買い物も親子で楽しめるし、

 

ショッピングモール内を歩くだけでも結構な歩数になります。

 

 

 

 

小学生のお子さんがおやつでスナック菓子を食べすぎているのなら、

 

お菓子を控えるのも体重を落とす効果があります。

 

 

 

 

普段の食事もゆっくり食べることを心がけて、

 

この機会に正しいお箸の持ち方やテーブルマナーなどを実行しながら

 

食べるというのも将来役に立つと思います。

 

魚や豆類などで細かいお箸の使い方を練習するのもいいですね。

 

 

 

 

小学生では無理なダイエットは避け、日常生活で体を動かすことを

 

心がけましょう。体を動かす事の第一歩は「自分のことは自分でする」です。

 

 

 

 

夏休みは生活リズムが不規則になりがちなので、寝る時間が遅くなり

 

夜型になってしまいます。それが原因で体重が短期間で5kg以上増えて

 

しまったという小学生が多くなります。

 

 

 

 

共働きで昼間は小学生のお子さんが留守番しているという場合、

 

おやつをたくさん用意してあげていたりすると、ここぞとばかりに食べ過ぎて

 

しまうかもしれません。おやつや食事を準備しておく時は、バランスや量を

 

考えてください。

 

 

 

 

小学生の肥満は、将来成人病にかかりやすい予備軍であると考え、

 

小学生の今のうちに解消しておきましょう。