小学生の寝る時間を決めて習慣づけよう

小学生の寝る時間を決めて習慣づけよう

 

 

 

 

 

 

成長期の小学生に必要な睡眠時間は10〜11時間です。

 

成長ホルモン分泌が一番多いのは午後10時から午前2時の間の

 

睡眠時です。この時間帯に熟睡することが必要です。

 

 

 

 

熟睡するためには、寝る時間の2〜3時間前は食べないことです。

 

テレビやゲームや勉強も寝る時間の30分前には終わらせ、

 

身体を寝る体制に持っていく事が熟睡の秘訣です。

 

 

 

逆算していくと、小学生の理想的な生活サイクルが見えてきます。

 

 

 

 

夜9時を寝る時間に決めて、朝7時に起きると10時間睡眠となります。

 

寝る時間が9時なら、夕食は6時になります。

 

8時半までに宿題も終わらせ、寝る時間になったら布団に入ります。

 

朝7時に起きて、朝食をとって、学校に行って…というサイクルになります。

 

 

 

 

なかなか理想の通りにはならないかと思いますが、心がけるだけでも違います。

 

 

 

小学生の理想的なサイクルが定着するまでは、家族の協力が必要です。

 

小学生のお子さんが寝る時間を守ろうと思っても、

 

親や兄姉が楽しそうにテレビを見ているのでは、眠れるものではありません。

 

どうしても見たい番組なら録画するなどして、一旦テレビを消しましょう。

 

 

 

 

小学生に限らず、脳の発達に睡眠は必要です。

 

スペインのオートノマ大学が小学生の1年生を調査した結果をふまえて、

 

睡眠の重要性を強く訴えています。

 

 

 

「睡眠不足を他のもので補う事ことはできません。十分な睡眠、

 

そして毎晩決まった時間の就寝が大切です」と、小学生の睡眠不足に

 

警鐘を鳴らしました。

 

 

 

 

睡眠時間だけではなく、寝る時間も重要なのです。

 

 

 

毎朝決まった時間に起きるようにすると、生体リズムから見て、

 

決まった時間に眠くなりやすいそうです。

 

 

 

朝起きて明るい光を浴びると、14〜16時間後に睡眠ホルモンの

 

メラトニンが分泌されて、その2時間後に眠気が強くなるのです。

 

 

 

起きた時間によって寝る時間が変わるなんて生体リズムも興味深いですね。

 

 

 

 

 

小学生のお子さんと一緒に家族で睡眠の大切さを話し合い、

 

起きる時間と寝る時間を決めて、きちんと守れるように協力しましょう。

 

 

 

 

できる事なら小学生の子どもの寝る時間に一緒に寝てしまい、

 

朝型の生活に変えるのもアリです。早朝の方がはかどる仕事もあります。

 

 

 

 

小学生のうちから、自分で朝起きられるようになっていると将来的にも楽です。

 

ぜひ習慣づけたいですね。